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風と光の記憶 モノクローム・ピンホール写真集
¥2,860
ピンホール写真集 著者:林 敏弘 ページ数:96頁 初版:2018年10月20日 ISBN:978-4-908869-11-2 1998年秋以降に林氏が撮影した作品集。モノクロームのフィルムで撮影し、印画紙に自らプリントしたものです。 この頃から、著者はピンホールカメラだけで撮影するように変わっていきました。それはピンホール写真の魅力に気がついたからだ、といいます。 著者は初めて自作したピンホールカメラをもってテスト撮影にでかけました。それが表紙につかっている「Sunset Bay (夕陽の港)」です。 「なんと気持ちの良い光の柔らかさだろう。露出に数分掛かったからか雲も光も流れているし、ボートも揺れてぼやけている。でもだからこそ、あの場所のあの時の空気、風や夕陽の暖かさや音までも再現している。こんな写真は見たことが無い」 真に純粋で透明な感動でした。この1枚は大げさに言えば私の人生を変えてしまいました。 と著者が振り返るように、ピンホール写真にはその場に存在した風と光が残した記憶が撮されているのです。 末にピンホール写真についての解説が記載されています。ご興味を持たれたからはぜひ、みずからのピンホールカメラを作り、撮影にでかけてください。 著者のピンホール撮影になどのワークショップも随時お知らせいたします。
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ヒヨドリときのみ
¥1,980
著者/谷口ひとみ ページ数/32ページ サイズ/A4変形 初版/2018年9月 ISBN:978-4-908869-10-5 「どうして植物は、おいしいきのみを実らせるのか。 そうです。植物がおいしいきのみを実らせるのは、鳥たちに食べてもらうためだったのです。 ヒヨドリなどの鳥たちがきのみを食べ、いろいろな場所でフンをする。 フンの中のタネは、やがて芽を出し木に育っていく、こうして森は広がっていくのです。 家の庭に、植えた覚えのない木や草花が、いつのまにか育っていた。なんて経験はありませんか? それは、鳥たちが運んできたタネが芽を出したものかもしれません。」 気に留めずに暮らしていると庭に芽生えた草木の新芽もどこから来たのかなんて考えないかもしれません。 でもひょっとすると、鳥たちが近くの木のみを食べ、庭を訪ね、糞をして、落としたタネから芽生えた新芽かもしれません。 そんな小さな、複雑な、連綿と続いている世界に目を向け、丁寧に描き出した絵本です。 都会でも見かけるヒヨドリを主人公に、鳥たちが食べている木の実を紹介しながら、木と鳥との共生共存関係を紹介しています。 柔らかな色使い、精緻なボタニカルアートで描かれた紙面も魅力です。
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流れる時間と遊ぶ光
¥1,628
• 筆者 / 林 敏弘 • ページ数 : 92ページ • サイズ : 210㎜×148㎜ • 初版 : 2015年11月 • ISBN : 978-4-9900663-9-0 ピンホール写真家の著者が日常生活のなかで出合った風景、人をピンホールカメラで捉えた写真の数々。 【ピンホール写真集】 ピンホールカメラにはレンズがありません。レンズのかわりに、小さな穴から差し込む光とモノが写り込むための時間が必要です。 写し出された画面には、そのときの光と流れた時間と空気感が残されます。光が滲んだような柔らかい色彩の世界が広がります。
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こなら亭暮らし
¥1,628
筆者 / 木佐貫 ひとみ ページ数 : 96ページ サイズ : 210㎜×148㎜ 初版 : 2016年5月 ISBN : 978-4-9900663-2-1 ラジオパーソナリティー、雑木の庭「こなら亭」亭主である著者が、ちいさな生きものたちの暮らしに触れ、草木の移り変わりを見つめ、雨を聴き、風を読み、星を見つめながら送る日々を綴りました。 自分らしく自然に生きる術を著者の穏やかでやわらかい言葉が伝えてくれる一冊。 雑木林がつなぐ命の輪を感じながら、著者からのメッセージをお楽しみください。 雑木林のような庭を育てながら、そこに息づく虫や鳥たちの生き様に触れ、自然に生きる術を見つめ続ける著者の日々を綴ったエッセイ集。 仕事をし、子育てをし、人と出会い、楽しみを見つけ、幸せを感じる。 当たり前の時間をていねいに積み重ねる著者の生き方は、自分を認め、今を大切にすることが幸せの始まりだと教えてくれます。 移ろう時間のなかでしなやかに輝き続けるヒントが詰まった1冊です。
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